いらいらしている母と、知らず知らずに巻き込まれるオレ、そして、それが故に人からオレが嫌われる理由
朝母がいらいらしてる。
カラオケの親睦会、病院、と、あれもこれもいかないといけない、と。
しかも、カラオケの親睦会にいくために、薬をもらっておかなければいけない、と。
それでなくても、体調の悪いオレは、朝つい喧嘩になった。
カラオケの親睦会は、遊びだろう?なんで、楽しみに行く、とか、体調が悪かったら、休めばいい、と気楽に考えないの?
病院だって、行くのが苦痛なら、身体が悪いわけではないのに、義務だけで行くなら意味ないじゃん。
カラオケの親睦会と続くなら、日にちを替えてもらったらいいし、
自分がしんどくなるために、病院にいくようなもんだ、とこんこんと、ゆっくり話した。
一瞬、母が笑顔になった。
オレの家庭はずっと、メンツをつぶす、とか、こうしないといけない、ばかりに支配されてきた。
昨日、TMS理論の本を読みながら、
そういえば、そういう支配の下で生きてきたオレは、
知らない間に相手にもそれを求めていた、ことに気づいた。
オレは、いつも怒りを抱え、相手にも
こうであれ!と求めている。
みいらとりが、ミイラになっていたわけだ。
人がオレからはなれていったり、嫌う理由は、ほかにもあるが、この部分にあるんだ、と気付き、がっかりした。
また、こうでなくてはいけない、という価値観の押し付けに、すごく敏感になり、センサーが働いてしまう、ということを。